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最近話題のGLTD(LTD)が家計を助けてくれるという話。

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今回のご質問

「最近テレビなどでLTDという言葉を耳にするようになりました。保険会社が売り出しているようなのですがこれって何ですか?」

 

今回のポイント

そもそもなんの略?どういう意味?

LTDとは、ロングタームディスアビリティの略です。

直訳すると長い期間できないこと、となり、長期間働けないこと。

つまりこの場合は、長期間働けない時の給与を保証してくれる保険商品、を意味しています。

ちなみにGLTDという場合のGはグループの略で会社を意味するようです。

ですので個人が自分で保険料を払って自分のために加入するものがLTD、会社が従業員のために会社で保険料を払って加入するのがGLTD、と考えてよさそうです。

 

どういう商品なの?

長期の給与保障の保険と言われてもよくわからないですよね。

たとえば、あなたが大けがや大きな病気をして働けなくなってしまったとします。

働けなくなると、給料が減ったり、なくなったりするかもしれません。

それを保険で補ってくれるのがこのLTD(GLTD)というものです。

たとえ退職して給料がなくなったとしても月給の60%を定年まで受け続けることができる、などということを可能にしてくれる頼もしい保険なのです。

一般的によく知られている生命保険や損害保険の支払いが一時金や短期間の支払いであるのに対し、この保険は長ければ定年まで何十年も保険金を支払ってくれる(期間は自由に決めることができます)というのもこの保険の特徴と考えてよいと思います。

 

どうして最近話題なの?

もともとはアメリカで開発された商品で、日本には20年くらい前からあったようです。

最近日本で話題になり始めた背景としては、がんや脳心臓疾患、メンタル疾患の増加などで長期欠勤や退職を余儀なくされるケースが増えていることが挙げられるようです。

そのため、日本の生命保険会社を始め多くの会社がこの商品に参入をしてきています。

 

どんなメリットデメリットがあるの?

従業員である私たちにとっては、もちろん安心して働けるということが一番のメリットだと思います。誰もが病気になったりメンタル疾患になりうる時代ですので、そういう時に給与の保証をしてくれる保険があることはとてもありがたいことです。

また、会社にとっては、まだまだ加入しているところは多くはないですから、福利厚生として従業員や採用する際にアピールできる材料になるのではないでしょうか。

デメリットはあまり感じませんが、保険商品ですので、元気に定年を迎えられたら保険料が掛け捨てになってしまう、ということはありますね。

 

実際の現場では

各社の総務人事の方は現在検討されていると思いますが、実際に導入されているところはまだ少ないと思います。会社でまだ導入されていない、でも興味はある、という方はぜひこの機会にまずは個人型のLTDを検討してみてはいかがでしょうか。